本のタイトルが決まりました。幻冬舎から7月末頃出版予定です。少しだけ内容をご紹介します。
タイトル 患者のプロになりなはれ
目次
プロローグ
第1章 目が覚めたら左側が動かない。どうなってんねん?~急性期
第2章 半年後には歩いて退院するつもりやったけど、甘かった。~回復期
第3章 麻痺がある左側も自分の体。障害とつきあう覚悟せなあかんなぁ。~維持期
第4章 脳に爆弾抱えたままの復職は無理。~脳血管動脈瘤の治療
第5章 家族に頼ってたらリハビリにならへん、ひとりで生活すんねん。~自立生活開始
第6章 体がきついのはあたりまえ。思てたよりメンタルがつらい。~復職の理想と現実
第7章 なんでやねん。まともに歩かれへん。~理学療法
第8章 指が動かへん。肩も動かへん。~作業療法とボトックス治療
第9章 最先端医療を受ける。健康保険適用外、新車1台分。~脳卒中再生医療
第10章 痛みの感覚が回復した。ええことばかりやないけど。~コロナ禍の功罪
第11章 リハビリは次のステージへ、痛いのは辛い。~感覚の回復と理学療法
第12章 リハビリは次のステージへ、痛いのは辛い。~感覚の回復と作業療法
第13章 転んでもただでは起きへん。闘病生活15年を活かして生きる。~起業
エピローグ
プロローグより抜粋
当初は、悲観と絶望しかなかったが、この稀有な状況を楽しむ気持ちに切り替えて、自分を使った実証実験を記録することにした。脳出血の後遺症による片麻痺によって私の人生は大きく変わったが、「この期間をなかったことにはしたくない。」という強い思いがあったからだ。本書は15年間におよぶ記録を基にまとめたリハビリ体験記である。
リハビリの効果は、劇的なものはない。気付かないレベルの変化かもしれない。体が発信するわずかな信号を見逃さず、その意味を考えることを繰り返す。
「自分の感覚と感情を医療従事者に正確に伝えることは難しい」
「日常生活すべてがリハビリ。諦めた時点でゲームセット」
「自分で感じること、考えること、モチベーションを保つことが重要」
これらことを意識しながらリハビリに取り組んできた。
「リハビリは頭を使ってやらなあかん。」
「体の変化を感じること。変化の意味を検証することが大事」
医師や理学療法士から言われたことも心に残っている。