第1章 目が覚めたら左側が動かない。どうなってんねん?~急性期
2026年7月31日に著書「患者のプロになりなはれ」が幻冬舎から出版されました。
全国書店、Amazon、楽天プックス他で購入できます。
https://books.rakuten.co.jp/rb/18749517/
第1章より抜粋
「右脳被殻出血」の診断で、左側上下肢麻痺を自覚した時には、自力で体を起こすことすらできなかった。医師から「どこまで回復するかはわからない。」と告げられた時には。絶望しかなかった。「まさか自分が?」気持ちの整理に日数がかかる。 頭もぼやっとしていたし、喋り方もまともではなかった。自力で立つことができない。それでも、春には回復すると思っていた。脳出血のダメージは、自分の認識よりも危機的であった。左運動麻痺以外の機能は正常に残っていると信じていた。しかし、混乱していたことは否めない。
著者の回想
脳出血発症から急性期治療の記録です。当初の記憶が鮮明だったことは幸いでした。しかし、救急搬送されたので、当然パソコンもノートすらもありません。忘れないように、病院でもらった新聞広告と、借りた筆記具でメモ書きを残していました。今思うと、その時から自分の経験を記録しておきたいと考えていたようです。今ならスマホ1台あれば事足りる話ですが。