第2章 半年後には歩いて退院するつもりやったけど、甘かった。~回復期

2026年7月31日に著書「患者のプロになりなはれ」が幻冬舎から出版されました。

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第2章より抜粋

ようやく自分の状況が理解できるようになり、次のような不安が生まれる。

  • いつまで入院治療を受けられるのだろう?
  • 会社はいつまで休むことができるのだろう?
  • 給料はどうなる?入院費は?医療保険は?

退院後、施設に入るか、家に戻るか迷っていた。どちらでも不安はあった。「こんな経験をすることはないのだから。訓練センターに入所するのも面白いかもしれない。自宅に戻れば、要介助対象なので窮屈な生活になる。」と考え、「自分は回復して退院するのだから不要」と頑なに拒否していた身体障害者手帳を申請。自分の心に潜んでいた「そちらの世界にはいきたくない」という偏見に気付いた。自分が障害者になって初めてわかる。「障害者と健常者は紙一重。」

著者の回想

入院中、入所中は、思うように情報が得られず、かなり不安になっていました。確認事項と問い合わせ先を列挙して、優先順位と期限を決めて処理していきました。グーグル検索が一番の手段でした(今なら人工AIですね)。それでも不明な点は、直接役所や会社に電話で問い合わせをしました。この方法は有効でしたが、かなり忙しくなりました。当時は仕事も無かったので、時間の有効利用になりました。