第3章  麻痺がある左側も自分の体。障害とつきあう覚悟せなあかんなぁ。~維持期

2026年7月31日に著書「患者のプロになりなはれ」が幻冬舎から出版されました。

全国書店、Amazon、楽天プックス他で購入できます。

https://amzn.asia/d/05FvMttK

https://books.rakuten.co.jp/rb/18749517

第3章より抜粋

訓練センターに入所。不安定ではあるものの、短時間なら、装具装着歩行が可能になった。回復目標を翌年春に修正。完全回復は想定以上に難しい事実をみとめつつある。

当初、半年もすれば、体は元どおりに動くだろうと思っていた。今。歩行については、回復途上という実感はあるが、腕については、どれだけの期間が必要で、どこまで回復できるのか見当がつかない。リハビリは、自分で積み重ねていくしかない。諦めず、少しずつ、ということはわかっている。漠然と過ごしていても、動けるようにはならない。心が折れそうになったこともある。

入所者は、体の不自由さに加えてプライベートでトラブルを抱えている。失職、離婚、養育など収入に関する不安が大半である。会社からも家族からも、お荷物扱いされるケースは少なくない。傷病手当金、失業給付金、障害年金、障害福祉サービス、就労支援サービスに関する情報を渇望している。

著者の回想

訓練センターの入所は正解でした。同症状を抱えた入所者は同じ釜の飯を食った仲間です。同じような不安と悩みを抱えているからこその理解と共感があります。今でも付き合いがある仲間がいます。